認可外(無認可)保育園に不安を感じている方必見! 認可外の入園に至るまでのエピソード【実体験】
こんにちは、マリーです!
突然ですが、先日から下の子が認可外保育園へ通園しています。
正直なところ、認可外保育園は不安でしかありませんでした。
今は、納得して入園を決めました。
というよりも、認可外は園によってかなり違いがあることが分かりました。
(認可もそうかもしれませんが・・・)
実は、下の娘は来年上の子と同じ幼稚園へ入園予定で、保育園へ預ける予定はありませんでした。
ただ、家庭の事情で半年だけ保育園へ預けようと決めました。
”保活”をご経験の方はご存知だと思いますが、認可保育園の途中入所はかなり厳しいですよね。
何もかも分からないので、まずは市役所へ足を運びましたが、途中入所は「空いていたら奇跡です。」と言われました汗
そのため、認可保育園は待機児童待ちの状態で、認可外保育園も視野に入れることにしました。
ただ、認可外でさえも定員がいっぱいと言われました。
路頭に迷っていた矢先、自宅から園まで自転車で10分圏内の認可外保育園が「1名だけ枠が空いている。」とのことで、すぐに見学予約しました。
認可外保育園を見学してみて、認可外の”不安”は払拭されました。
認可外保育園の入園の決め手は一体何なのか?
そこで今回は、「認可外保育園とは」「認可外保育園の入園までのエピソード」についてお話ししたいと思います。
認可外保育園とは
「認可外保育園が不安でどうしたらいいのか分からない。」
認可外保育園が不安に感じる理由は、一体何なのでしょうか?
認可外が不安な理由は、人によってもさまざまですよね。
私の場合は、以下のような理由でした。
・認可保育園に「落ちた」ことがショックだった
・認可保育園の方が良さそう
・保育園での事故のニュースのほとんどが認可外保育園
他にも色んな理由があるかもしれませんが、上記のような理由の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ただし、認可保育園・認可外保育園のどちらも園によって特色がさまざまです。
実際に、どちらの園も見学済みですが”それぞれの思い”がありました。
共通している点は、保育士さんは子どもの大切な命を預かってお仕事をされていること。
「認可だから大丈夫、認可外だから良くない」という決めつけは、よくないということが分かりました。
そもそも、認可外保育園とは何でしょうか?
こちらでは、認可外保育園の特徴・メリット・デメリットをそれぞれご紹介します。
認可外保育園とは:①特徴
認可外保育園とは、国が定めた児童福祉法の設置基準を満たしていない施設です。
無認可保育園とも呼ばれています。
一方、認可保育園は、国が定めた設置基準を満たしている施設のことです。
設置基準の詳細は、下記をご覧ください。
*参考サイト:「厚生労働省 4. 認可基準の具体的な各項目について」
認可外保育園でも設置基準はあります。(「認可外=何でもあり」ということではありません。)
認可保育園よりもやや緩やかな設置基準ですが、設置基準があると安心ですね。
また、認可外保育園は以下の7種類に分けられます。
認可外保育園の特徴は、以下の4つです。
- 補助金は園によって異なる
- 幼児教育・保育無償化の対象
- 入園手続きは保護者と園で直接やり取りする
- 保育料は施設によって異なる
①認可外保育園でも、補助金制度のある認可外保育園はあります。
先ほどご説明した「企業主導型保育所」は、補助金制度のある施設です。
②こちらも認可保育園と同じく、認可外保育園も幼児教育・保育無償化の対象です。
幼児教育・保育の無償化につきましては、下記をご覧ください。
*参考サイト:「厚生労働省 幼児教育・保育の無償化について」
③認可外保育園は、認可保育園と違って園と保護者が直接やり取りすることが可能です。
認可保育園は、自治体と保護者がやり取りする必要があります。
そのため、認可保育園よりも入園手続きでスムーズです。
④認可保育園の保育料は、世帯収入によって決められます。
一方、認可外保育園の保育料は、園が定めた金額で決まります。
そのため、園によって金額が異なります。
認可外保育園とは:②メリット
次に、認可外保育園のメリットを3つご紹介します。
- 共働きでなくても入園可能
- 居住地はどこでも大丈夫
- 入園手続きが手軽
①認可保育園は、就労や介護などを理由に「保育が欠ける」家庭のみ預けることができます。
一方、認可外保育園は、就労や介護以外の理由でも預けることが可能です。
②認可保育園は、居住地は市内である必要があります。
認可外保育園は、違う市でも入園申請が可能となります。
③「認可外保育園とは:①特徴」でもお伝えしましたが、入園申請は園と保護者が直接やり取りできるので、認可保育園よりも手軽です。
認可外保育園とは:③デメリット
一方、認可外保育園のデメリットは以下の3つです。
- 保育料が高い
- 園庭がない
- 室内が狭い
①認可外保育園の保育料は、認可保育園よりも高い傾向があります。
②認可外保育園は、園庭のない園が多いです。
なぜなら、ビルの1階に保育施設があったりするから。
園庭のない場合でも、お散歩などへ外遊びに行くことはあります。
③②と同じ理由で、認可外保育園は室内スペースが狭い園が多いです。
そのため、認可外保育園への入園を検討中の方は、事前に見学することをオススメします。
認可外保育園の入園までのエピソード
最後に、我が家の認可外保育園の入園までのお話しをさせてください。
冒頭でもお伝えしましたが、認可外保育園は不安しかありませんでした。
ではなぜ、認可外保育園の入園を決めたのか?
結論からお伝えすると、保育士さんの印象が非常によかったからです。
見学の際にお話しした保育士さんはもちろん、周囲の保育士さんたちや園の雰囲気も良かったことが一番の決め手です。
保育園は、自宅から近いことや保育料などで決められる方も多いですよね。
個人的には、一番の決め手は”人”だと考えています。
「我が子を預けること=命に関わること」でもあるので、保育士さんの印象が第一でした。
他には、以下のような理由で入園を決めました。
・入園に必要なものが少ない
・保育料以外にかかる費用がない
・親が出席する行事が少ない
・各部屋に大きな窓があり開放的
・清潔感がある
・給食室がある
・設置基準よりも保育士さんの人数が多い
・保育士免許は全員持っている(無資格の方はいない)
・各部屋にカメラを設置しSIDS対策も徹底している
・車で送り迎えができる
・保育料は認可よりも安い
料金面・安全面・衛生面のすべてにおいて、充実していました。
入園を決めた認可外保育園は「企業主導型保育所」なので、認可保育園と同じ補助金制度もあります。
企業主導型保育所は、認可外保育園の中でも認可保育園により近いとおっしゃっていました。
また、給食室があって、おやつも手作りという点にも驚きました。
認可外保育園ですが、保育料は認可保育園よりも安いことも決め手の一つです。
見学に行く前と行った後で、認可外保育園のイメージは180度変わりました。
認可外保育園にもそれぞれ特徴があるので、一度足を運んでみないとわからないこともたくさんあります。
最後に
今回は、「認可外保育園とは(特徴・メリット・デメリット)」「認可外保育園の入園までのエピソード」についてお話ししました。
認可外保育園を検討中のママさん。
ぜひ一度、お近くの認可外保育園へ見学へ行ってみてください。
認可外のイメージがガラッと変わります。
そして、不安なことは何でも聞いてみることをおすすめします。
自分が納得するまで、保育士さんにたくさん質問することで不安もなくなります。
子どもとママにとって良い園に出会えますように。